太陽光発電の余剰電力は売電できる

太陽光発電の余剰電力は売電できる

売電とは太陽光で自家発電して、その電力を電力会社に買い取ってもらうことを言います。
自家発電した電力を全て買い取ってくれるのではなく、家庭で使用して余った電力を余剰電力として売る事が出来るのです。

太陽光発電は24時間発電しているわけではありません。曇りや雨の日は発電量が減りますし、夜は全く発電出来ません。太陽光発電を導入しても、夜の電力は 100%電力会社から購入しなければならないのです。

それは、電力は貯めておくことが出来ないものだからなのです。
日中は太陽光によって自家発電した電力を使って、夜は電力会社から購入するというのが、太陽光発電のパターンです。

しかし、日中の電力が自家発電で間に合わない時は、夜同様、電力会社から電力を購入します。逆に、日中の発電量が家庭での使用量を超えた時に余剰電力とな り、送電線を伝って、電力を電力会社に送って買い取ってもらうのです。これが売電の仕組みになります。

電力会社から買う電力の価格と、電力会社に売る、売電の価格がいくらになるかによって、太陽光発電導入のイニシャルコストの回収や光熱費の削減について考えることが出来るのです。

通常、電力を買うときも、売る時も価格は同じです。このしくみの良いところを利用して売電をするのが賢い方法なのです。このことを説明するために電力会社の電気料金の契約について少し説明をしたいと思います。

各電力会社によって契約の内容に多少の違いがありますが、ここでは東京電力の契約に基づいて説明をしていきたいと思います。

エコキュートや電気温水器など夜間蓄熱式機器を使用している家庭で契約することが出来る「電化上手」という電気料金の契約があります。オール電化住宅や太 陽光発電システム、IHクッキングヒーターを使っている家庭にぴったりな契約です。オール電化住宅には電気料金の請求時に5%の割引もあります。

電化上手は「季節別時間帯別電灯」という契約内容で電気の使用について下記の様に細かく分類しています。

<時間帯>  夜間 (午後11時~午前7時まで)
朝晩 (午前7時~午前10時までと、午後5時~午後11時まで)
昼間 (午前10時~午後5時まで) 

<季  節>  夏季   (7月1日~9月30日まで) 
その他季(10月1日~翌年6月30日まで)

この契約では夜間、朝晩、昼間、そして夏季と電気料金が異なる体系になっています。料金にどれ位の違いがあるかというと、夜間が約9円、朝晩が約23円、昼間が約28円(夏季は約33円)になります。

夜 間と昼間の料金はかなりの差があることにすぐに気が付くと思いますが、電力会社に売電する時の電気料金は、昼間料金なのです。この時間帯が自家発電して売 れる時間なので、この時間帯別の料金の差を上手にライフスタイルに反映させると、電気料金を大きく節約できることになります。

電力会社が高く電力を買ってくれる時間帯に家庭ではなるべく電力を使わず、余剰電力を作ります。そして夜間の安い電力によって生活をすると、かなり節約できるのです。しかし、節約と言っても難しく考える必要はありません。

食器洗い乾燥機、洗濯機、乾燥機、浴室乾燥機、炊飯器などを夜間の時間帯に使用するだけで効果は表れます。これらは、タイマー機能があるものばかりなの で、比較的簡単に夜間にシフトすることが出来ると思います。洗濯や炊飯は朝7時頃に終わるようにしておけばよいのです。

携帯や電池などの充電を必要とするものも家庭の中には沢山あると思います。大きな電力は使いませんが、出来るものはなるべく夜間にシフトするように心掛け、クセを付けるようにするとよいと思います。